陸上女子・佐々木「応援が力に」 東京パラ、東邦銀行へ入賞報告

 
出場報告会で佐藤頭取から花束を受ける佐々木(左)

 東京パラリンピック陸上女子400メートル(視覚障害T13)で7位入賞した佐々木真菜(東邦銀行、福島市在住)は8日、所属する東邦銀行の出場報告会に出席した。佐々木は「皆さんの応援を思い浮かべて走った。3年後のパリパラリンピックを笑顔で迎えられるようにこれからも頑張りたい」と新たな目標を語った。

 報告会は福島市の同行本店で開かれ、職員ら約60人が佐々木を迎えた。佐藤稔頭取が「全力を出し切ろうとする姿が伝わった。さらに上のステージで頑張ってほしい」とあいさつし、花束を渡して健闘をたたえた。川本和久陸上競技部監督が、走りのイメージをつかみやすいよう「前半はサルのように軽やかに。後半はクマから全力で逃げるように」と助言していたことも明かされた。佐々木は、「予選も決勝もぎりぎり(クマから)逃げられたかな」と振り返り、会場を和ませた。

 佐々木は、初のパラリンピックで100メートルと400メートルの2種目に出場した。100メートルは予選敗退したが、400メートルは決勝に進み、予選を上回る58秒05で7位に入った。すでに練習を再開しており、来年8月の世界パラ選手権の出場を目指している。

 「100メートルで緊張、400メートル笑顔」

 佐々木は報告会後、報道陣の取材に答えた。

 ―レースを振り返ってどうか。
 「100メートルで緊張した分、400メートルは笑顔で走れた。メダルが獲得できず悔しい気持ちはあるが、55秒台を出して世界で戦えるように頑張りたい」

 ―初めて出場したパラリンピックの雰囲気は。
 「ほかの競技の選手とも交流できた。閉会式では花火が上がり、いつもはまぶしく感じる光に色がついていて楽しむことができた」

 ―今やりたいことは。
 「支えてくれたたくさんの人に直接お礼を言いたい。コロナ禍で難しいかもしれないが大会に足を運んでもらい、自分の走りを見てもらえたらうれしい」