東日大中・高、コロナ対策強化 オンライン授業やワクチン接種

 
ワクチン接種の確認を受ける生徒

 いわき市の東日大昌平中・高は新型コロナウイルスの感染対策として2学期始業式を延期し、映像配信による授業を行っている。市内にまん延防止等重点措置が適用され、若年層にも感染が広がっていることから対応を強化した。13日から通学を再開する方針で、那須健二副校長は「再開後も適切な対応を取りたい」としている。

 同校では8月26日に始業式を行う予定だったが、感染力の強い「デルタ株」による20代以下の感染拡大を受けて延期を決定。授業に遅れが出ないよう、今月1日から原則としてオンデマンド配信による授業を行っている。生徒らは、教員らが録画した授業風景の配信を受け、自宅での学習を進めている。

 同校では、東日本国際大の職域接種の一環で2日に新型コロナワクチンの1回目の職域接種を実施した。全校生徒526人のうち、保護者にアンケートを行い接種を希望した約8割の416人が今月30日までに2回目の接種を終える予定だ。

 1回目の接種を受けた東日大昌平高1年の男子生徒は「若い人の感染が増えていることで不安だった。少し安心できた」と話した。

 ワクチンの効果が現れるとされる接種2週間をめどとして、13日からの学校再開を決定した。教育現場での対策が全国的に課題となっていることから、那須副校長はこれまで通りの消毒、手洗い、換気などの基本的な対策とともに、「感染リスクの高い昼食で広がらないよう『黙食』を進めたい」と話した。