パラ柔道5位入賞の半谷「応援のおかげ」 内堀知事を表敬訪問

 
内堀知事に結果を報告した半谷=県庁

 東京パラリンピック柔道(視覚障害)女子48キロ級で5位入賞した半谷静香(33)=トヨタループス、いわき市出身=は9日、県庁に内堀雅雄知事を表敬訪問し「練習や試合で何度もくじけそうになったが、たくさんの人の応援を思い出し、目標の粘り強い柔道で闘い抜けた」と報告した。

 半谷はロンドン、リオデジャネイロに続き、3大会連続でパラリンピックに出場。初戦は絞め技を決められて一本負けし失神した。手足に力が入らない状態になったが、敗者復活戦に勝利。3位決定戦で敗れ、悲願のメダル獲得を逃した。

 半谷は「(大会中の)幸運や不運、5位という結果を全て受け止めたい」と話した。内堀知事は「県民に勇気と感動、情熱を与えてくれた。今後も貴重な経験を生かして活躍してほしい」と健闘をたたえた。

「諦めない」届けられた

半谷は表敬訪問後、報道陣の取材に応じた。

 ―大会を振り返って。
 「見えなくても、できることを証明する大会にしたかった。柔道は(障害の程度による)クラス分けがない。相手を見失わない工夫をして挑んだ。過去で最もコンディションが良く、金メダルが取れると思うくらい期待していた。結果はリオ大会と同じ5位。悔しい気持ちは残るが、練習してきたことを出し切れた」

 ―今後については。
 「今の段階では少し長めに休み、その中でどうするか決めたい。いろいろなスポーツも経験してみたい」

 ―県民にメッセージを。
 「『粘り強く闘う』『最後まで諦めない』という気持ちは少しでも届いたかなと思う。たくさんの応援があったからこそ、この舞台に立つことができた」