「堂庭遺跡」「岩地蔵遺跡」 伊達市、国史跡の追加指定を目指す

 
堂庭遺跡に含まれている梁川八幡神社 (写真上)、三尊像や五輪塔が彫られている岩地蔵遺跡(同下)

 伊達市は同市梁川町の国指定史跡「伊達氏梁川遺跡群」近くにある北部の「堂庭遺跡」と南部の「岩地蔵遺跡」について、国史跡の追加指定を目指す。2023年3月までに県を通じて文化庁に意見具申書を提出する。8日行われた同市9月議会一般質問で、市側が答えた。

 指定を目指すのは、仙台藩祖で独眼竜と知られる伊達氏17代の政宗が初陣の際に戦勝祈願したとされる梁川八幡神社を含む堂庭遺跡(広さ約7ヘクタール)と、梁川高南側にある広瀬川沿いの崖面に三尊像や五輪塔が彫られている岩地蔵遺跡(同約0・2ヘクタール)。市は両遺跡も含めた伊達氏梁川遺跡群として一体的な整備を進めたい考えだ。

 市は追加指定に向けて確認調査を進めており、来年3月までに報告書をまとめる。23、24年度で保存活用計画を策定した後、整備計画をまとめる。

 伊達氏梁川遺跡群は、戦国大名伊達氏が1532年ごろまで本拠とした館跡と城下。19年10月に国指定史跡となった。