「もったいない」油性ペンで賞味期限改ざん 郡山の個人商店

 

 郡山市保健所は10日、食品の賞味期限を油性サインペンで手書きして改ざんしたなどとして、郡山市安積町の個人商店に食品表示法に基づき適正表示を守るよう指示したと発表した。

 市保健所によると、カップ麺とスナック菓子の計9個で改ざんが確認された。これまでに健康被害の報告はない。

 油性サインペンなどで賞味期限を書き換え、4カ月延ばすなどしていた。

 スナック菓子1袋は賞味期限が今年7月とみられるものを「11月」と書き換えていた。今年9月12日が賞味期限のカップ麺は、月の数字を塗りつぶしていた。カップ麺を購入した子どもの保護者から連絡があり、発覚した。賞味期限を改ざんした商品は、店主が近くのスーパーやドラッグストアなどで購入した値下げ品だったという。

 同店店主の男性(92)は福島民友新聞社の取材に「年だから頭が回らなかった。もったいなかった」と話した。