夜間外出、ピカッと安心「大作戦」 福島県警、反射材普及へ

 
夜光反射材の着用などを呼び掛ける県警の佐治交通部長(左)ら

 県警は21日から、秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、各業界団体と連携して夜光反射材の普及活動を展開する。高齢者らに反射材の活用を呼び掛け、日没が早まる秋以降に多発する夜間の交通事故防止につなげる。

 反射材は、歩行者らが身に着けることでドライバーからの発見が早くなり、事故回避などに効果があるとされる。県警は、県トラック協会や県薬剤師会と連携し、大規模な配布活動を実施する。

 県内の薬局約800店に靴用の反射材約9万6000枚などを配布し、店を訪れた高齢者に反射材を提供する。また県内の小学6年生らでつくる交通安全推進委員にお守り型反射材約1万5000個を配り、家庭で着用を促す活動も新たに行う。

 県交通安全協会は「ピカッとカチッと大作戦」と名付け、1万5000本の反射材リストバンドなどを高齢者に配布する。併せてライトの早めの点灯や、シートベルトとチャイルドシートの正しい着用も訴える。

 県警の佐治誠交通部長らは県警本部で活動内容を説明し、「多くの高齢者に反射材を配布し、交通事故の防止を図っていきたい」と力を込めた。

福島県内事故死29人

 県警交通企画課によると、県内で今年、交通事故で死亡した人は29人(9日時点)となっている。29人のうち歩行者は8人だった。