いわき消防、医療センターに感染症対策装置 環境ロボティクス協

 
可搬型陰圧クリーンドームを寄贈した板羽理事長(左)

 環境ロボティクス協会は10日、いわき市消防本部と同市医療センターに新型コロナウイルス感染症対策として装置「可搬型陰圧クリーンドーム」を各1台寄贈した。

 装置は、東京電力福島第1原発廃炉作業の現場で使われた放射性物質防護技術を応用。ストレッチャーやベッドの患者の上半身を囲い、特殊なフィルターを備えた排気ユニットで陰圧に保つもので、救急隊員の感染リスクを減らすことが期待される。これまで県内外の医療機関などへ約70台納入しているという。

 このうち市消防本部で行われた贈呈式では、板羽昌之同協会理事長が鈴木富康消防長に目録を手渡した。

 板羽理事長は「本県発の技術を使った装置で、少しでも早く収束できることを願う」と述べた。