猪苗代湖事故、業過致死傷疑いで男逮捕 3人死傷、ボート操縦

 

 会津若松市の猪苗代湖で昨年9月、プレジャーボートに巻き込まれ、千葉県野田市の小学3年、豊田瑛大(えいた)君=当時(8)=ら3人が死傷した事故で、会津若松署は県警捜査1課の協力を得て14日午後1時10分ごろ、業務上過失致死傷の疑いで東京都中央区、会社役員の男(44)を逮捕した。捜査1課によると、男は現場にいたことは認めているが、容疑については「身に覚えがない」と否認しているという。

 逮捕容疑は昨年9月6日午前11時ごろ、同市湊町の猪苗代湖でボートを操縦。必要な安全義務を怠り、湖上で水上バイクに乗って遊ぶ順番待ちをしていた瑛大君をひいて死亡させたほか、瑛大君の母親ら2人に重傷を負わせた疑い。

 捜査1課によると、男は当時、猪苗代湖に遊びに来ており、ボートに複数人を乗せていた。瑛大君らをひいた後、現場の中田浜沖から走り去った。付近では複数のボートが航行していたが、目撃証言などを積み上げ、男のボートが事故を起こしたと判断した。事故を巡り運輸安全委員会も調べている。

 県警は14日、男を東京都中央区の駐車場で逮捕し、身柄を会津若松署に移送した。

 男の逮捕を受け、瑛大君の遺族は「今後、真実が明らかになることを願っております」とのコメントを出した。