郡山市内の大規模盛り土 災害危険性調査へ 来年度まで315カ所

 

 郡山市は来年度までに、谷や傾斜地に大規模な盛り土をして造成された土地を示す「大規模盛土造成地マップ」に表記された場所で、土砂災害の危険性について調査する。13日開かれた9月議会一般質問で市側が答えた。

 マップに示された大規模盛り土は、住宅地や工業団地などで315カ所ある。市は該当箇所について、不適切な施工がなく、適切な形状が保たれているかどうかを調査する。担当者は「ほとんどの場所が安全な盛り土という認識」としている。

 同マップは阪神大震災などの大地震発生時、大規模な造成宅地で崩れや土砂の流出などの被害が出たことから作成し、昨年3月に公表した。大規模な盛り土の位置を示すもので、土砂災害の危険度は指摘していない。

 安全性が確認できなかった場所は、2023年度から3年間で地質調査などを行い、必要があれば対策工事を行う。同マップは市ホームページなどで確認できる。