西会津「いでと岩屋まつり」 岩窟堂で家内安全や五穀豊穣願う

 
岩窟堂で行われた「いでと岩屋まつり」

 西会津町奥川の出戸集落で500年以上受け継がれてきたとされる岩屋虚空蔵尊の縁日「いでと岩屋まつり」は13日、同虚空蔵尊などがまつられる岩窟堂で行われた。

 新型コロナウイルス感染症対策で各種イベントは中止されたが、町民限定で岩窟堂が自由開放された。

 同岩窟堂は、霊地とされる高陽山(1126メートル)の中腹にあり、洞窟の中にある社には1511(永正8)年の作と伝わる一木造りの町重要文化財「木造虚空蔵菩薩坐像」と不動明王、昆沙門天両立像が脇侍として安置されている。

 参道を登った参拝者は家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願。併せて新型コロナの早期収束を祈った。

 また、岩窟堂には願い事をして持ち上げると願いがかなうとされる仏像「おびんずる様」もまつられ、仏像を持ち上げては一心に手を合わせていた。