パワハラで初、校長懲戒処分 福島県教委、死亡事故の教諭も減給

 

 県教委は15日、パワハラ行為をした県中の公立小の50代女性校長と、交通死亡事故を起こした同地区の県立高の女性教諭(34)をそれぞれ減給(10分の1)3カ月の懲戒処分にしたと発表した。県教委がパワハラ行為で懲戒処分とするのは初めて。

 県教委によると、女性校長は2~5月、勤務する学校の男性教諭に対し、担任する児童の前で「実際に登校の様子を見ていないのに、よく指導できるわね」などと不適切な言葉で叱責(しっせき)を繰り返し、精神的苦痛を与えた。被害を受けた男性教諭の家族が、県が設置する教職員向けの窓口に相談して発覚した。女性校長は男性教諭に謝罪し、通常通り勤務している。

 女性教諭は昨年8月、乗用車で相馬市の県道を走行中に横断中の高齢男性をはね、死亡させる事故を起こした。今年7月、罰金50万円の略式命令を受けた。事故当時は相双地区の県立高に勤務していた。