福島県「デマに惑わされないで」 ワクチン知識、若者に発信へ

 

 県は、若い世代の新型コロナウイルスワクチン接種率向上に向け、新聞広告やテレビCM、会員制交流サイト(SNS)などの媒体を活用し、10~30代の若者や児童生徒の親世代を対象に副反応などの正しい情報を伝える。15日の県感染症医療調整本部会議で示した。

 県によると、インターネットなどを中心に「ワクチンを接種すると不妊になる」「マイクロチップを注入される」など、ワクチンを巡る根拠のないうわさ話が広まり、それを信じる若者の接種率の低下が懸念されている。新聞広告やテレビCMは児童生徒の親世代、SNSは10~30代に向けた啓発につなげる。

 県は18日からテレビCMの放送を開始。その後に順次、SNSのインスタグラムやツイッターなどに、特設サイトにリンクするデジタル広告を掲載。サイトではワクチンに関する正しい情報や接種予約の取り方などを知ることができる。ネット上で影響力のある「インフルエンサー」に対しても啓発、発信を依頼する。

 アストラ製197人予約

 県は15日、福島市と共同で行うアストラゼネカ製新型コロナウイルスワクチンの集団接種に197人(10日時点)の申し込みがあったと発表した。すでに予約を締め切っている。25日から同市のNCVふくしまアリーナで接種が始まる。