「在宅酸素療法」火気取り扱い注意 郡山消防本部呼びかけ

 
在宅酸素療法時の火気の取り扱いについての説明

 新型コロナウイルス感染拡大で自宅療養者が増加する中、郡山地方消防本部は、呼吸機能の低下で不足した酸素を自宅で吸入する「在宅酸素療法」時の火気の取り扱いについて注意を呼び掛けている。

 在宅酸素療法は、高濃度の酸素を体内に送り込む酸素濃縮装置を使用する。酸素濃縮装置は周囲の空気を取り込んで酸素を濃縮するため、物を燃えやすくする酸素の働きがより活発になり、少しの火でも簡単に引火する恐れがあるという。2011(平成23)年には、郡山市の男性が酸素濃縮装置を使用中、たばこを吸おうとライターに火を付けたところ引火し、顔をやけどするなどした事例もあった。

 同本部の担当者は「使用する場合は、医師の指示を守り、周りには火気を置かないよう十分注意して使用してほしい」と話した。

 また、コロナ下で在宅時間や事業所などの不在時間が長くなることに伴う火災にも注意を呼び掛けている。担当者は「以前とは違う行動変化が現れると、火災のリスクも高くなる。基本的な火気の取り扱いに注意してほしい」と話した。