「温泉むすめ」祭壇一新 飯坂の吉川屋、福島学院大生が協力

 
吉川屋の祭壇を手掛けた(左から)今野さん、安藤さん、佐藤さん、榎本さん

 福島市飯坂町の吉川屋に、全国の「温泉むすめ」のキャラクターを飾るための新たな「祭壇」がお目見えした。温泉むすめは、全国の温泉地を発信するエンバウンド(東京)のプロジェクトで、飯坂温泉の「飯坂真尋(まひろ)」など約120人のキャラクターがいる。ファンの間では、それぞれのご当地で買ったキャラクターグッズを別の温泉地に「奉納」することが行われており、新たな地域活性化につながりそうだ。

 飯坂温泉では、等身大パネルの設置や拡張現実(AR)による温泉街紹介など、飯坂真尋による活性化が進んでいる。全国の温泉むすめファンを迎えるための「祭壇」についても吉川屋内に設けていたが、これまでに缶バッジやアクリルキーホルダーなどが数多く奉納され、手狭になっていた。

 そこで、福島学院大情報ビジネス学科の学生の力を借りてリニューアルすることにした。参加したのは、1年生の今野茉奈(まな)さん、安藤和美(いずみ)さん、佐藤映里(えり)さんと2年生の榎本楓希(ふうき)さんで、依頼を受けてから何度も打ち合わせを重ねた。

 鳥居や奉納箱、奉納ノートを設けるなど、ファンを満足させるようなレイアウトを心掛けた。祭壇は11日に完成し、佐藤さんは「見やすい祭壇を目指した。とても勉強になった」と満足げだ。今野さんは「温泉街を活性化できればうれしい」と語る。

 飯坂真尋ちゃんプロジェクト実行委員長でもある吉川屋の畠正樹社長は「飯坂真尋ちゃんに会いに、若い世代も大勢訪れている。今後も活性化に一役買ってほしい」と期待している。