楢葉歴史資料館、2022年度にも再開へ 大幅改修、東大資料を展示

 
歴史資料館改修後の展示スペースのイメージ

 楢葉町は来年度後半にも、東日本大震災で休館となっている町歴史資料館を約12年ぶりに再開させる。展示スペースを大幅に改修し、東京大総合研究博物館が収蔵している化石や鉱物など貴重な資料を展示する。

 町が17日に開いた町議会全員協議会で報告した。歴史資料館は1階の約400平方メートルを改修する。太陽系の誕生から人類の誕生、文化と科学技術の開発など宇宙と地球にまつわる壮大な物語を紹介する展示構成となる見通し。

 町が昨年2月に展示事業などに関する協定を結んだ東京大総合研究博物館から、生命の誕生を象徴する古生物の標本や化石、鉱石などの提供を受けて展示する。町が所有する縄文時代の土器などの歴史資料も並べる。プロジェクションマッピングを活用し、来館者の興味を引き寄せる仕掛けづくりも進める。

 町は入館料を無料とする方針。町教育総務課は「東大側が収蔵する一級の資料を展示し、これまでにない施設にしたい」としている。