パラ陸上入賞・佐々木さん「もっと上目指す」 福島市長を表敬訪問

 
木幡市長を表敬訪問し、花束を受ける佐々木さん(左)

 東京パラリンピック陸上女子400メートル(視覚障害T13)で7位入賞した福島市出身の佐々木真菜さん(東邦銀行)は16日、市役所に木幡浩市長を表敬訪問した。市職員の歓迎を受け、花束を受け取った佐々木さんは「多くの方々の応援や励まし、支えがあって、笑顔でスタートラインに立つことができた」と晴れやかな表情を見せた。

 佐々木さんにとって初のパラリンピックで、100メートルと400メートルに出場。100メートルは自己新記録の12秒96をマークしたが予選敗退。400メートルは決勝に進み、予選を上回る58秒05のタイムで7位に入った。大会を振り返り「目指していた大舞台に立てたことはうれしいが、結果は悔しい。世界との差を痛感した。今後も上を目指して頑張っていく」と意気込んだ。

 木幡市長は「コロナ禍で大変だったと思うが、挑戦する姿を見せてくれて感動し、うれしくなった。これからも挑戦を続けてほしい」と期待を込めた。市は東京五輪・パラリンピックを機に共生社会のまちづくりを進めており「佐々木さんの活躍に刺激されたこともあり、市としてもパラスポーツの振興に取り組んでいきたい」と語った。

 自分の走りを心掛けた

 佐々木さんは報道陣の取材に応じた。

 ―市民に伝えたいことは。
 「皆さんに小さい頃から支えてもらい感謝している。感謝を示したいが、私は走ることしかできない。なので笑顔でスタートラインに立ち、自分の走りを見せようと心掛けた」

 ―3年後のパリパラリンピックに向けて。
 「今大会で世界のレベルの高さを痛感したので、パリではメダルが獲得できるようにこつこつ練習を積み、また笑顔でスタートラインに立てるよう頑張る」

 ―パラスポーツ振興に何が必要か。
 「パラスポーツは誰でもできるので、興味を持った競技があれば積極的に体験してほしい。私の専門は陸上競技なので、機会があれば子どもたちに直接教える交流を持ちたい」