大熊産イチゴをパンに 相馬農高生が考案、商品化 1時間で完売

 
大熊産のイチゴを使ったパンを販売する高校生たち

 南相馬市の相馬農高生徒は、大熊町産のイチゴを使った「いちごパン」を考案した。14日、町役場で先行販売され、町職員が一足早くパンを味わった。

 JR東日本による大型観光企画「東北デスティネーションキャンペーン」の一環で、同町のネクサスファームが生産するイチゴを使った新たな商品開発を同校に依頼した。生徒約20人による有志チームがパンのデザインを考え、イチゴを煮詰め、ジャムのようなコンフィチュールを作った。

 デザインや煮詰めたイチゴを基に、南相馬市のパン工房パルティールがパンを製造した。パンはデニッシュ生地を使い、煮詰めたイチゴとカスタードクリームを中に詰めた。表面をクッキー生地でコーティングして焼き上げた。

 先行販売会には生徒5人が参加した。販売した50個のパンは1時間足らずで完売した。同校2年の荒令香さん(16)は「このパンを多くの人に食べてもらい、幸せと笑顔が広がってほしい」と話した。

 パンは1個250円。30日にJR常磐線原ノ町駅前で販売される。