南相馬署管内 刑法犯認知37件増、コロナ影響 多い高齢者の万引

 

 南相馬署管内の今年1~8月の刑法犯認知件数は202件で、前年同期比で37件増加した。万引など窃盗犯による被害が増えたことが大きな要因で、同署は警戒を強めている。

 項目別の刑法犯認知状況は【表】の通り。同署によると、窃盗犯全体では前年比54件増加、そのうち空き巣や忍び込みなどの侵入盗は34件増加した。また、非侵入盗では万引が16件増加している。窃盗犯以外では知能犯が5件増、風俗犯が2件増、粗暴犯は10件減となった。

 同署は「高齢者による万引が多い。新型コロナウイルスの影響による収入減で生活が困窮したり、家族とのコミュニケーションを取る時間が減り、万引などを行ってしまうのではないか」と分析する。

 同署生活安全課の佐藤靖高課長は「万引は立派な犯罪だ。店舗の従業員にも万引防止へ積極的な声掛けをお願いしたい」と話した。