「ピカソの考え 版画に」 凸版技法の特徴解説、斎藤清美術館長

 
ピカソの魅力などを語る佐々木館長

 柳津町の斎藤清美術館で開催中の秋季特別企画展「斎藤清VSピカソ」の特別講演会は18日、同美術館で開かれた。佐々木吉晴館長が20世紀美術の巨匠パブロ・ピカソの魅力などを語った。

 西洋美術を専門分野とする佐々木氏はピカソの生涯を振り返り、斎藤の板目木版画と同じ凸版技法のリノカットの特徴やピカソの工夫、主な主題などを解説した。

 リノカットにはピカソが約80年にわたって活動してきたさまざまな考え方が集約されているとし、「リノカットを見ることによってピカソが何を考え、どんな物を制作していたのかが分かってもらえるはず」と話した。

 11月28日までの企画展では、斎藤とピカソの代表作を前期と後期に分けて紹介する。会期中はミュージアムコンサート(今月26日)、リノカット版画挑戦ワークショップ(10月31日)、ナイト・ミュージアム(今月25日、11月13日)、ギャラリートーク(第1、3日曜日)などが開かれる。問い合わせは同美術館(電話0241・42・3630)へ。