怪談語り世代つなぐ 若松、漆器店で妖怪朗読家のゆうかさん

 
怪談で、来場者をもののけの世界にいざなったゆうかさん

 県立博物館の三の丸からプロジェクト若松城下まちなか連携事業「宵まち会津―あはひ・あやかしのまちへようこそ」が18日、会津若松市の鈴善漆器店で開かれた。

 妖怪朗読家のゆうかさんが怪談を披露し、来場者をもののけの世界にいざなった。

 同博物館で26日まで開催中の企画展「あはひのクニ あやかしのクニ―ふくしま・東北の妖怪・幽霊・怪異」の関連イベント。ゆうかさんは「語りで繋(つな)ぐみちのくの妖怪」と題して「朱(しゅ)の盤(ばん)」「河童の妙薬」「安達ケ原の鬼婆」の三つの怪談を披露した。

 朗読会前に同博物館を訪れ企画展を鑑賞したゆうかさんは、この日に披露した怪談と関係する展示物の話題にも触れた。最後に「妖怪を知ることはその土地を知ることだと思っている」と話し、「伝承を絶やしてはいけない。次の世代につなぐことが大切です」と語り継ぐことの意義を語った。