独自タッチに作者の思い、素材や技法着目 郡山市美術館で企画展

 
素材や技法に着目した作品が並ぶ企画展

 素材や技法に着目した作品を集めた企画展「郡山の美術とであう」は10月10日まで、郡山市立美術館で開かれている。作品の材質や筆跡から感じられる作者の思いに、来場者が心を寄せている。

 企画展は3部構成で、約60点を展示している。このうち第2部では、同美術館所蔵作品の中から、表現に関わる筆遣いや素材の持ち味が感じられる作品を取り上げた。中でも、園児らが傘を差して帰宅する様子を描いた安藤重春の作品「雨の華」は、油彩画のように絵の具を厚く塗り、一見すると日本画とは感じられない作風で来場者が興味深く見入っている。

 そのほか、同市の旧家生まれで、家業の宿屋を営みながら芸術文化の発展に貢献した横田治右衛門が愛蔵した美術品や現在同市で活躍する彫刻家大石尚ら作家4人の絵画や版画なども紹介している。

 時間は午前9時30分~午後5時。月曜日休館(21日休館)。一般300円、高校・大学生・65歳以上200円。中学生以下と障害手帳を持っている人は無料。問い合わせは同美術館(電話024・956・2200)へ。