温室ガス削減へ新組織 クレハグループ連携、10月に設置

 

 いわき市に生産拠点を置くクレハ(東京都)は10月1日、グループ全社が連携して温室効果ガス排出量のさらなる削減を目指すための新組織「カーボンニュートラルプロジェクト」を設置する。同社が21日、組織改正と、常務執行役員の田中宏幸いわき事業所長がプロジェクト統括マネジャーに就く人事を発表した。

 日本政府が4月、従来の数値を大幅に上回る温室効果ガスの削減目標を打ち出したことを受けた対応。温室効果ガス削減に貢献する技術開発を担う同社研究開発本部の組織「カーボンニュートラルコミッティ」を発展的に解散し、新たな推進体制を構築する。

 グループとしては、2050年の温室効果ガス排出実質ゼロを目標に掲げており、今後、具体的な数値目標や取り組みなどの検討を進める。

 クレハグループでは現在、自家発電の際に出る灰の再利用や効率的な発電設備の運用、再生可能エネルギー由来の電力の購入などを計画的に進め、地球温暖化防止に取り組んでいる。