詐欺被害「なくす」カード 販売野菜に添え発信、鏡石の小中高生

 
なりすまし詐欺被害防止に向けてメッセージを書いた鏡石TPTのメンバー

 須賀川署と岩瀬農高、鏡石町内の小中学生ボランティア鏡石TPTによる「なりすまし詐欺」被害「なくす」プロジェクトが始動した。同高校が販売する野菜や果物に詐欺被害防止を呼び掛けるメッセージカードを添えて、啓発につなげる。21日に鏡石町公民館で発足式が行われた。

 地域住民に効果的にメッセージを伝えようと、野菜のナスと被害を「なくす」の言葉を掛けてナスをあしらったカードを準備した。カードは10月ごろから野菜や果物に添えられる予定で、500枚を目標に制作する。

 式には、鏡石TPTに所属する鏡石中の生徒9人が参加した。詐欺の手口や被害防止のポイントを映像で学んだ後、「自分は詐欺に掛からないと思い込まないで」「怪しいと思ったらすぐ相談」などとカードに書き込んだ。

 参加した遠藤理央さん(2年)は「野菜や果物を買った人がメッセージを見て、詐欺に注意するきっかけになったらうれしい」と話した。