懐かしい古民家の風景並ぶ 喜多方市美術館、向井潤吉氏作品展

 
懐かしい古民家の風景画が並んでいる

 喜多方市美術館は11月3日まで、特別企画展「世田谷美術館コレクション 向井潤吉展~東北・新潟を見つめる旅」を開いており、向井潤吉氏が描いた懐かしい古民家の風景画が並んでいる。

 同館によると、向井氏は京都府出身の洋画家で太平洋戦争中は従軍画家として活動した。戦後からは、全国で失われつつあったかやぶき屋根や草ぶき屋根のある古民家に文化的価値を見いだし、作品作りに没頭した。全国の古民家を千軒以上訪れ、約2千点の作品を残した。

 会場には、只見町や中山宿、郡山市湖南町にあったかやぶき屋根の古民家を描いた作品など計45点を展示している。

 展示会は、全国の美術館と連携事業を行う世田谷美術館の特別協力で行っている。同美術館が所有する作品などを会場に展示している。10月9日には、向井氏と生前交流があった世田谷美術館の橋本善八副館長・学芸部長が「向井潤吉の画業」と題して講演会を開く。定員は40人。事前申し込みが必要で、講演会当日の観覧券の半券を持っている人が対象。参加無料。

 時間は午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分)。水曜定休。最終日の11月3日は開館する。一般・大学生は600円。小・中学生・高校生は250円。65歳以上75歳未満は300円。未就学児や75歳以上は無料。問い合わせは喜多方市美術館(電話0241・23・0404)へ。