コメ主軸に輸出品目拡大へ 福島県、米国の輸入規制撤廃受け

 

 県は、米国が県産食品の輸入規制を撤廃したことを受け、積極的な情報発信を通じて輸出品目の拡大に乗り出す。県によると、これまでの米国向けの農産物輸出の実績は牛肉のみにとどまっており、今後は県産米を主軸に輸出実績を増やしていきたい構えだ。

 米国政府は現地時間21日、東京電力福島第1原発事故後から続いていた日本産食品の輸入規制を撤廃した。この機に合わせ、食味ランキングで4年連続日本一に輝いた県産米の品質の高さを発信することなどを通じて、コメを中心に輸出品目を増やしていく。

 米国への輸出を巡っては、新たな販路開拓という側面に加え「東アジアを中心に続く輸入規制の撤廃につなげたい」(県産品振興戦略課)という狙いがある。現在、中国や韓国、台湾など14カ国・地域では輸入規制が続いており、状況の打開に向けた一歩となることを期待している。

 県議会代表質問で、矢吹貢一議員の質問に国分守観光交流局長が答えた。