本格販売へ、実る「福、笑い」 大玉で福島大生ら稲刈り

 
本格デビューする「福、笑い」を刈り取る参加者=24日午前、大玉村

 今秋から本格的な販売が始まる本県の新たなトップブランド米「福、笑い」の稲刈りが24日、大玉村の田んぼで行われた。10月下旬から販売される。

 「福、笑い」は、県が高価格帯米として14年がかりで開発し、昨年、先行栽培された。県によると、昨年県内では県観光物産館(福島市)と北野エースうすい郡山店(郡山市)の2店舗で販売されたが、今年は米穀店や直売所などにも並ぶ。昨年に続き、首都圏の高級スーパーや百貨店でも取り扱われる予定だ。1キロ800円が基本価格となる。

 稲刈りは農家今井雄治さん(49)の約30アールの田んぼで行われた。福島大食農学類の学生らが手伝い、鎌で手刈りした後、コンバインで刈り取った。今井さんは「刈り取った感じから出来栄えはよく、収量も期待できる。多くの人に味わってもらえたらうれしい」と話した。

 「福、笑い」は高い品質や食味を確保するため、県オリジナル米生産販売推進本部が認定した生産者に限定して栽培され、今年は県内で61人が作付けした。