着衣型端末を活用、体育の授業で心拍数を測定 川俣中で9月から

 
着衣型の測定端末「ハモン」を活用して行われた体育の授業。タブレットには生徒の心拍数などの生体情報が表示されている

 川俣中(川俣町)で、身に着けることができる測定端末を活用した授業が今月から始まっている。使用する機器は、川俣西部工業団地に製造拠点を持つミツフジ(京都府)の着衣型の端末「hamon(ハモン)」で、心拍数などを把握することができる。体育の授業では、生徒らが自らの体の変化を観測しながら、体力づくりに役立てている。

 24日に行われた授業では、1年生27人がハモンを身に着けて6分間の持久走を行った。100メートル走るごとに心拍数を記録し、運動によって生じる変化を客観的に把握できるようにした。同校によると、生徒からは「心拍数を参考にして走るペースを調節することができた」「心拍数のデータから自分の体力を把握することができた」などの感想が上がった。

 データを継続記録し、同じ運動でも運動能力が高まれば心拍数が減少することなどを実感できるようにする。今後は走る時間を長くするなどして、長距離でも心地よく走ることができるペース配分を身に付けていくという。

 授業は、着衣型の測定端末を生徒の健康づくりに役立てようと、学校側が同社に依頼して実現した。依頼を受けた同社が今年7月に生徒の採寸を行い、生徒一人一人の体に合うハモンを製作した。