小高の夜彩る火の玉 南相馬で2年ぶり「火の祭」、花火4500発も

 
次々と点火される火の玉=25日午後6時20分、南相馬市小高区

 南相馬市小高区で25日、祭事「火の祭」が開かれ、4500発の花火と、100灯の「火の玉」が小高の夜を彩った。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったため2年ぶりの開催。同区前川周辺の道沿いに棒が次々と突き刺され、先端から布の玉がつるされた。花火打ち上げ直前に同市の小高小の児童が火をともすと夜道を照らす火の玉が現れ、会場は幻想的な雰囲気に包まれた。

 火の祭は相馬野馬追で凱旋(がいせん)する騎馬を迎えるため、村々にかがり火をともしたのが由来とされる。今年は7月25日の野馬追に合わせて行われるはずだったが、規模縮小開催となったため延期となっていた。