いわき市「まん延防止」9月30日終了、基本対策へ 感染対策は継続

 

 政府は27日、19都道府県に発令している新型コロナウイルス緊急事態宣言と、本県など8県に適用しているまん延防止等重点措置について、30日の期限で解除する方針を固めた。関係者が明らかにした。これを受け、県は27日、重点措置を適用中のいわき市について、10月1日以降は他の県内58市町村と同様に新型コロナ感染拡大防止のための基本対策に移行する方向で最終調整に入った。28日に開く県感染症対策本部員会議で正式決定する。

 県はいわき市に対して30日までを期限に重点措置を適用。酒類提供の有無にかかわらず全ての飲食店と大規模施設(延べ床面積1000平方メートル超)に対する午後8時以降の営業自粛などを要請している。同市の直近1週間(20~26日)の人口10万人当たりの新規陽性者数が5.58人に低下したことなどを踏まえ、県独自対策への移行など段階的な緩和を見送るもようだ。

 重点措置を先行解除した福島、郡山両市を含む58市町村に対しては、基本対策として感染対策の徹底をはじめ、少人数・短時間での飲食や感染対策を徹底した飲食店利用を呼び掛けているほか、県境をまたぐ不要不急の往来自粛などを求めている。県は「変異株の脅威は身近にある」として、重点措置解除後も全県で基本対策の徹底を呼び掛け、感染再拡大防止につなげる考え。