「福、笑い」全国に発信へ 磐城農高生、いわきの実習田で収穫

 
黄金色に実った稲を手作業で刈り取る生徒たち

 磐城農高の生徒は27日、いわき市の同校実習田で栽培した本県の新たなトップブランド米「福、笑い」を収穫した。生徒たちは、黄金色に実った稲穂を手に笑顔を見せていた。

 農作物の安全性を管理するGAP(ギャップ、農産物生産工程管理)の国内認証「JGAP」を取得している同校は今年の「福、笑い」生産に参加。5月に田植えを行った後も、生徒たちが雑草取りや電気柵設置などの管理に取り組んできた。

 収穫には園芸科の1、3年生17人が参加。一部を手作業で刈り取った後、コンバインで実った稲を次々と刈り取った。参加した3年生は「刈り取りは初めてだが感動した。愛情込めて作ったコメを全国に発信したい」と話していた。

 実習田のうち約36アールに作付けされた「福、笑い」は約1800キロの収量を見込む。収穫に立ち会った同市のコメ卸・小売りの相馬屋の井塚雄三生産部長は「お盆の出穂期は雨による低温が心配されたが、順調に生育した。消費者目線で作られた高級ブランド米を多くの人にアピールしたい」と期待する。同校が生産した「福、笑い」は同社を通じて県内や首都圏などで販売される予定。