感染症収束願い秋季例大祭 郡山・安積国造神社、一部神事中止

 
感染症収束などを願い式典で奉奏された朝日舞=27日

 郡山市の安積国造神社で27日、秋季例大祭の式典が行われた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年行われる山車まつりや神輿(みこし)渡御などの神事を中止し、式典のみの実施とした。関係者は、五穀豊穣(ほうじょう)の感謝に加え、一日も早い感染症の収束を願っていた。

 例大祭の式典には、氏子ら約80人が参列した。安藤智重宮司による祝詞奏上に続き、朝日舞が奉奏された。続いて参列者が、それぞれの思いを込めて玉串をささげた。また、長年にわたり神社に奉仕してきた氏子総代らに表彰状などが贈られた。

「八幡ばやし」来年向け練習 

 一方で、来年の例大祭に向けた準備も進められている。26日には、これまでの例大祭で山車に乗り「八幡ばやし」を披露してきた北町町会が、同神社御神楽(おかぐら)殿前で太鼓や笛でおはやしの打ち合わせをした。

 八幡ばやしは1738(元文3)年から続く行事で、今年も子どもたちが参加を楽しみにしていた。この日の打ち合わせには、同町会の子どもたちや保護者約30人が参加した。

 子どもたちは、山車に乗って実際に太鼓をたたくなどの練習に取り組んだ。にぎやかな音色を奏でながら、参加者は来年の八幡ばやしを心待ちにしていた。