民話の世界演じる 福島で10月3日、劇団120○EN創作劇

 
本番に向けて練習に汗を流す団員ら

 福島市のあづま総合運動公園にある巨石「室石」にまつわる民話を題材にした創作劇が10月3日、福島市民家園(旧広瀬座)で披露される。演じるのは、同市の演劇集団「劇団120(ひゃくにじゅう)○EN(えん)」。代表の清野和也さん(31)ら団員らが本番に向けて汗を流す。

 公演は、同市の西地区ふるさとの歴史再発見事業として行われる。これまでも荒川など同市西地区に関連した題材をテーマに創作劇を行い、今回で6年目となる。

 劇の舞台は平安中期。顔はキツネ、体は人間という奇妙な妖怪「室石将監」が、信夫の巨石・室石に住みついた。これを聞きつけた修経者が退治にやってくるが、村人たちはなぜか「将監」を討伐しないほしいと言い出す。劇には、地元の高校生3人も出演する。同事業実行委の高橋四郎さん(73)と清野さんは「地元の歴史を知るきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。

 公演は午前10時30分と午後2時の2回で、入場料500円(中学生以下無料)。新型コロナウイルス感染症対策を講じて客席数を制限する。チケットは市民家園や市西学習センターなどで販売しているほか、劇団120○ENのホームページからも予約できる。問い合わせは同劇団(電話080・1849・4401)へ。

 同会場では、あづまの里「荒井」づくり地域協議会による地元荒井産の新そばの販売などもある。