美里「徳元堂」の土台修理、地元保存会 東邦銀財団の補助受け

 
土台部分を修理する徳元堂

 会津美里町の徳元堂保存会は27日、東邦銀行教育・文化財団の補助を受け、町内の柳西地区にある徳元堂の修理を行った。

 徳元堂は、戦国時代に会津などを支配した蘆名氏の元家臣・高橋徳元を顕彰したお堂。徳元は江戸時代初期、柳西地区の田畑に水を引くために、大川から長さ約4キロの水路「うつろ堰」を28年かけて開拓したとされている。

 徳元堂は1928(昭和3)年に建てられたが、老朽化により木材でできた土台部分が腐っていた。このため町内の工務店によって修理が行われ、新しい土台に替えられた。

 柳西地区の農家小林国夫さん(74)は「徳元がいなければこの地域の農業はなかった。今後もお堂を大事に守っていきたい」と話した。