明治時代の門を復元 桑折・旧伊達郡役所、町に残る写真基に

 
明治時代の姿に復元された門

 桑折町の国指定重要文化財「旧伊達郡役所」の門が9月30日、明治時代の姿に復元され、完成した。

 旧伊達郡役所は、1883(明治16)年に建設され、1977年に国の重要文化財に指定された。明治時代にあった門は、いつのころかなくなり、長年コンクリートと鉄製の門が設置されていた。

 今回、町が進める歴史的風致維持向上計画の一環で、町に残る明治30年代の写真を基に当時の門を復元した。門は、ヒノキと鉄を組み合わせた造りで横約9メートル、高さ2.85メートル。現在、旧伊達郡役所は2月の福島県沖地震で被災し、建物内に立ち入りはできない。

 30日は、町文化財保護審議会の吉田良典会長と町文化財保存会の青柳良憲会長が現地を訪れ、完成を喜んだ。