「笑顔がやりがいに」 パラ車いすバスケ・豊島英選手が知事表敬

 
内堀知事に銀メダル獲得を報告した豊島選手

 東京パラリンピック車いすバスケットボール男子で銀メダルを獲得した豊島英(あきら)選手(32)=WOWOW、いわき市出身=が1日、県庁に内堀雅雄知事を表敬訪問し、「結果を出すことでたくさんの方が笑顔になってくれたことにやりがいを感じた」と充実感を漂わせた。

 3大会連続出場となった豊島選手は、主将として、男子初めてのメダル獲得を掲げて大会に臨んだ。「目標を立てたときは本当に届くのかと疑問を持った人もいたと思う」と明かすが、5年間のトレーニングと「大会に入ってからの毎試合の成長」が銀メダルにつながったとし、「最高、最強のチームになった」と誇った。

 パラリンピック閉幕後は、多くの人から笑顔で迎えられたといい「地元に手ぶらで帰らなくて良かった」と笑った。本県の子どもたちへ向けては「信じ続けることで結果になることを示せた。どんなに大きな目標でもあきらめないことを意識してほしい」とエールを寄せた。

 豊島選手は今大会で代表から引退する意向を示しており、「これからは次の世代を応援し、バスケットボールやパラスポーツを盛り上げられれば」と決意を込めた。内堀知事は「銀メダルは福島の誇り。パワーをもらった」とたたえた。