渡辺さんV、霜山さん準V 日本硬式空手道国際選手権

 
さらなる成長を誓う霜山さん(左)と渡辺さん

 神奈川県平塚市で9月に開かれた日本硬式空手道国際選手権平塚大会で、組手男子中学2・3年の部で福島市の渡辺葵さん(15)=北信中3年=が優勝、同女子小学高学年の部で伊達市の霜山希咲さん(11)=掛田小5年=が準優勝を果たした。2人は「結果に満足せず、これからも技術の向上に励みたい」とさらなる成長を誓う。

 大会には国内外の選手らが出場。新型コロナウイルスの影響でほかの大会の多くが中止となり、2人の大会出場も約3カ月ぶりだった。渡辺さんは得意の突きでポイントを重ねて勝ち進み、頂点に。霜山さんは会場の雰囲気に圧倒されて技が決まらなかったというが、優勝まであと一歩に迫った。渡辺さんは「練習の成果が出てうれしい」、霜山さんは「この悔しさは忘れない」とそれぞれ大会を振り返った。

 渡辺さんは小学5年から、霜山さんは小学2年から空手を始めた。福島市の菊地塾鎌田道場で毎日約3時間、放課後に稽古に打ち込む。塾長を務める菊地信弘さん(62)は「空手に取り組む姿勢はほかの選手の見本になっている」と教え子の成長に目を細める。

 2人が日々の鍛錬で胸に刻むのは、常に人を敬う心を育むという意味の「礼と節」。さらなる躍進を目指し、実直に空手と向き合う。