豊島選手が引退表明 東京パラリンピック車いすバスケ「銀」

 

 東京パラリンピックで銀メダルを獲得した車いすバスケットボール日本代表の豊島英(あきら)選手(32)=WOWOW、いわき市出身=が3日、現役を引退する意向を表明した。自身の会員制交流サイト(SNS)で「東京大会を最後に選手を引退する」とつづった。

 2003(平成15)年に競技を開始し、10年に日本代表に初選出。パラリンピックでは12年のロンドンから東京まで3大会連続で日本代表に選ばれた。東京大会では主将として日本男子で初の銀メダル獲得に貢献。「日本中が盛り上がり、言葉にならないほどうれしく、幸せ」と感慨に浸った。

 一方、けがの影響で日本代表の練習に参加できない時期があったと明かし、「身体は限界に近づいてきており、選手として終わるタイミングだと考えた。トップを目指すチームで中途半端な気持ちではできない」と記した。

 今後の活動については未定としたが、パラスポーツや車いすバスケットボールを盛り上げたいとし「少しずつ新しい扉を開いていきたい」と決意を込めた。豊島選手は東京大会後、パリパラリンピックを前に時期を見て競技を引退する考えを示していた。