菅家氏、小熊氏が雇用など考えを訴え 衆院選・福島4区討論会

 
「生きがいを持って暮らせる古里に光を当てる必要がある」と語る菅家氏(右)と「アフターコロナへ向けた技術革新を支えることが政治の責務」と話す小熊氏

 日本青年会議所(JC)福島ブロック協議会の衆院選ネット討論会は3日、県内小選挙区のトップを切り福島4区の立候補予定者を招いて会津若松市で開かれた。

 いずれも現職の自民・菅家一郎氏(66)と立憲民主・小熊慎司氏(53)が、雇用や将来のまちづくりへの考えを訴えた。

 〈1〉働き方改革などの雇用〈2〉持続可能な社会に向けた日本や福島の未来〈3〉子育てと少子高齢化―の3テーマで両氏が考えを述べた。

 雇用については、菅家氏は「会津の企業では労働者が足りないという一方で、会津に働く場所がなく東京に出るというミスマッチがある」と指摘した。「働きやすい環境づくりを充実させる必要がある。住みたい所で仕事ができることが一極集中から地方へと人の流れを変えられる」とした。

 小熊氏は「将来にわたって労働人口は減っていく。労働力不足は量の問題だけでなく、科学、技術、工学、数学に関わる『ステム人材』の育成に取り組まなければならない」と話した。「会津大を磨き上げれば、新時代の労働力環境、日本に必要なステム人材を育てるきっかけになる」とした。

 子育て・少子高齢化に関しては、菅家氏は「若い人が古里に戻るため、子どもを産み育てやすい環境が大切。在宅で子育てや介護をしている人たちを支援する必要がある」と述べた。

 小熊氏は「望むのに結婚できない、望むのに出産を控えなければならない人もいる。男性の育児参加など、社会全体で子育てを考えなくてはならない」とした。