繁栄やコロナ収束願う 太鼓台運行は中止、二本松神社例大祭

 
昨年に続き神事のみの開催となった二本松の提灯祭り

 日本三大提灯祭りの一つで、県重要無形民俗文化財の「二本松の提灯祭り」で知られる二本松神社の例大祭は2日、二本松市の同神社で、関係者が参列して神事のみを執り行った。ちょうちんをともして市内を練り歩く太鼓台の運行は新型コロナウイルスの感染防止のため、2年連続で中止された。

 安藤豊宮司が祝詞を奏上。熊耳宏吉総代会長、今江義男奉賛会長、二本松提灯祭実行委員会長の三保恵一市長らが拝礼し、市民の繁栄や安全、新型コロナの収束を願った。

 今年の提灯祭りは当初、3日間の日程を2、3日の2日間に短縮した上で、太鼓台を持つ7町がそれぞれ町内で運行する計画だった。しかし8月の感染拡大を受け、昨年に続いて神事のみを行うよう計画を見直した。

 安藤宮司は「昨年に続きみこし、太鼓台の行事を中止したことは非常に残念だ。二本松の発展や氏子の多幸を祈ることができたのは意義深い」と話した。提灯祭りメインの「7町合同曳き回し」を取り仕切る二本松若連連合会の鈴木崇功会長は「来年こそ祭りが開催され、成功するよう準備していきたい」と語った。