町道の通行制限緩和 双葉の主要道2路線、時間を限定

 
通行制限が緩和された区間

 双葉町の町道新山鴻草(こうのくさ)線と町道鴻草寺松線の一部区間の一般通行が1日、時間を限定して可能となった。政府が同日、東京電力福島第1原発事故に伴う通行制限を緩和した。

 いずれも帰還困難区域内で、町道新山鴻草線が浪江町との町境から双葉町の特定復興再生拠点区域(復興拠点)までの約1・3キロ、町道鴻草寺松線が国道6号から町道新山鴻草線までの約300メートル。

 通行時間は毎日午前8時~午後6時。オートバイやミニバイクは通行できない。

 政府の原子力被災者生活支援チームによると、今回通行できるようになった車道上の空間放射線量は毎時0・22~0・62マイクロシーベルト。車で1回通行する場合の被ばく線量は0・009~0・016マイクロシーベルトで、胸部X線集団検診の被ばく量(1回当たり60マイクロシーベルト)と比べ3700分の1~6千分の1となる。

 二つの町道は双葉町の復興拠点内外を結ぶ主要道路で、県全体の復旧・復興に重要として関係自治体から通行の要望があった。