「県民割プラス」予約殺到 10月4日スタート、観光回復に期待

 

 県民が県内の旅館やホテルに宿泊する際の費用の一部を補助する「県民割プラス」が4日、始まる。事業開始を控えた3日は各宿泊施設に予約の電話が殺到した。新型コロナウイルスの影響で冷え込んだ観光関連業の回復に期待が高まる。

 「(昨年度の)県民割や『Go To トラベル』よりお客さまのニーズが高い気がする」。二本松市岳温泉の温泉旅館「お宿花かんざし」のおかみ二瓶明子さん(42)は、予約開始から3日間の印象を打ち明ける。

 10月分の県民割は既に上限に達したが、宿泊希望の問い合わせは絶えない。11月分の実施方針は示されていないものの、県民割プラスの継続を見据え、11月分の予約を既に入れる客もいたという。

 同じく岳温泉のマウントインでは、まだ上限に達していないが、予約や問い合わせの電話対応にスタッフが追われた。

 会津若松市東山温泉の「くつろぎ宿千代滝・新滝」では、県民割プラスの予約が始まった1日から3日間で約750~800件の予約が入り、反響の大きさを物語った。取締役マーケティング部長の渡部一貴さん(46)は「過去の観光支援事業より反響が大きい」と声を弾ませ、集客の回復に期待を寄せた。