コロナ撲滅に願い込め 「火の鳥」千羽鶴アート 喜多方住民制作

 
心を込めて折った折り鶴を火の鳥に貼り付ける児童

 喜多方市松山町行政区の住民は新型コロナウイルスの撲滅を願い、約3千羽の折り鶴を使って火の鳥を描いた千羽鶴アートを作った。松山小の児童が1日、火の鳥の絵に折り鶴を貼り付けて完成した。

 新型コロナウイルスの影響で、地区でイベントを開くことができないことから、同町行政区長会と市松山公民館が共同で行った。同地区に住む佐藤明宏さんが「ワクチン接種が始まり、ようやく希望が見えてきた状況は、炎からよみがえる火の鳥に似ている。火の鳥でウイルスを焼き尽くしてほしい」との思いを込め縦1・3メートル、横2・7メートルの大きさの絵画を描いた。地域住民が自宅で折り鶴を折り、火の鳥の羽の部分などに貼り付け、千羽鶴アートを作り上げた。

 貼り付けた千羽鶴は内側に住民一人一人のメッセージも書かれている。松山小6年の鵜川柊斗さん(11)は「『早くコロナがおさまってほしい』と書いた。みんなで作った火の鳥の力でコロナをなくしたい」と話した。千羽鶴アートは、26日に開催予定の松山町文化作品展に合わせて、同公民館で展示する。