日本女性初の米移民「おけい」没後150年、会津若松で功績しのぶ

 
おけいの歩みを振り返ったおけい祭り

 日本人女性初の米国移民「おけい」の功績をしのぶ「おけい祭り」は2日、会津若松市の背あぶり山にあるおけいのお墓で行われた。出席者が没後150年となるおけいの歩みを振り返った。

 おけい顕彰会が主催し、毎年10月の第1土曜日に開いている。新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、合唱団による賛歌などを中止した。読経、焼香などの墓参り行事のみを行った。祭りには約15人が出席した。渡部毅会長は「戊辰戦争後の混乱の中で米国に渡った勇気と決断力に敬意を表する」などと祭文を読み上げた。

 おけいは戊辰戦争後に移民団の一人として17歳で渡米。移民団はカリフォルニア州ゴールドヒルで土地を購入し、若松コロニーと名付けて茶や桑の栽培に取り組んだが失敗に終わった。移民団は散り散りになり、おけいは病のため19歳で亡くなった。