西銘新復興相「沖縄の振興と相通じる」 被災地往来に意欲示す

 
復興相・沖縄北方担当相に就任した西銘氏

 復興相・沖縄北方担当相に就いた西銘(にしめ)恒三郎氏(衆院沖縄4区)は4日、官邸で記者団に「首相から『全閣僚が復興相』との指示を受けた。現場に出向き、国民の声に寄り添って被災地の復興、再生に全力で取り組む」と抱負を述べた。

 これに先立ち、国会内で報道陣の取材に応じた西銘氏は、復興相で初めて沖縄北方相と兼務することについて「来年で本土復帰から50年となる沖縄の振興と、震災から10年を迎えた被災地の復興には相通じるものがある。忙しくはなるが、頻繁に被災地を訪れるのが基本だ」と強調した。

 東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出方針を受け、風評対策などが課題になる。西銘氏は自民党の水産関係の会合で、全漁連の岸宏会長から強い反対意見を聞いたことに触れ「難しい問題だが、関係者とじっくりと話し合いながら、基本方針を進めなければならない」と述べた。

 西銘氏は震災直後に岩手県の沿岸部に支援物資を届け、経済産業副大臣時代には第1原発を視察したという。復興相就任を受け、沖縄県の沖縄科学技術大学院大を参考に、浜通りの国際教育研究拠点の整備を進めることに意欲を示した。