福島県、歓楽街の人出80%に戻る 新型コロナ、第5波以前と比べ

 

 内堀雅雄知事は4日の定例記者会見で、歓楽街(会津若松市、いわき市、郡山市)の夜の人出が新型コロナウイルスの「第5波」が訪れる以前の80%程度まで戻ってきていることを明らかにした。内堀知事は「規制、制約が解除されているので人流が戻るのは必然。一方で(新型コロナの)基本対策に県全体を挙げて取り組むことが重要だ」と述べ、改めて県民に感染拡大防止への協力を求めた。

 第5波が到来する前の7月1日と比べ、今月3日時点の歓楽街の人出(午後9時時点)は80%程度に戻っている。県独自の集中対策が郡山市で始まった7月26日以降は急減し、いわき市、郡山市にまん延防止等重点措置が適用された8月中旬以降は20%未満で推移していた。福島市については主要地点の人出(午前8時と午後3時)を調べた。

 新規陽性者数は8月中旬以降、減少傾向となっており、内堀知事は「大きく人の流れを抑制できたことが感染状況の劇的改善の要因だと思う」と分析。人出が増えていることについて、地域経済の維持再生や県民のストレス解消につながるとして「意義がある」と述べたが、感染拡大防止のためのマスク着用や手洗い、飲食店に行く場合は認証店を選ぶなど、基本的対策を継続してほしいとした。