郡山、いわきで大規模ワクチン接種 新型コロナ、12歳以上対象

 
大規模接種会場でワクチン接種を受ける市民=いわき市・呉羽総合病院

 県が中核市と共同運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が4日、郡山、いわき両市の会場で始まった。福島市を含めた3市で約2万8000人の接種を見込んでいる。

 大規模接種は12歳以上が対象で、米モデルナ製ワクチンを使用している。いわき市の呉羽総合病院では初日に60人が接種。会社員の紺野永遠(とわ)さん(20)は感染した場合に持病を持つ親族にうつすことが心配だったと明かし、「一日も早く接種を受けたかった。(大規模接種で)機会が広がったのはありがたい」と話した。同病院では予約開始当初から電話が相次いだという。担当者は「ワクチン接種の重要性の認識が広まっているように感じる」と述べた。

 郡山市では、12歳以上の市民約7200人のほか、市外在住の県民と職域接種などでモデルナ社製ワクチンを一度しか打っていない県民ら約1800人の接種を受け付ける。会場は星総合病院メグレズホールと市保健所。このうち市保健所で1回目の接種を終えた郡山市の無職の男性(57)は「ワクチン接種の利便性が高まった」と安堵(あんど)した。福島市は13日から大規模接種を始める予定。