環境配慮のテーブルや玩具開発 本宮・光大、伐採期木材活用

 
(上)11月に販売予定の組み立て式のテーブル。県産の広葉樹と針葉樹を組み合わせて作られている(下)会津大短期大学部の学生がデザインした玩具。来春の販売を目指している

 木工品の製造・販売を手掛ける光大(本宮市)は、環境などに配慮した手法で作られた商品を選んで買い物する「エシカル(倫理的)消費」向けの商品61点を開発した。伐採期を迎えた福島県産木材を使った商品で、11月から一部商品の販売を始める。先行して千葉県で今月7~9日に開かれる全国最大規模のホームセンターの展示会に出品する。

 商品開発は、森林の再生を目指して同社や森林関係団体、製材所など有志で設立された一般社団法人モクティ倶楽部の取り組みの一環。売り上げなどの一部は同団体に寄付され、植林など森林の再生資金に充てられるという。

 開発した主な商品は、DIY(日曜大工)用の組み立て式の棚やテーブル、家具用の木材、玩具など。県産木材のほか、建築資材に使われなかった端材なども活用し、木材の廃棄ゼロを目指す。

 木工業のマストロ・ジェッペット(南会津町)や芳賀沼製作(同)、会津大短期大学部の学生が開発に携わった。

 光大の根本昌明社長は「『エシカル消費』向けの商品を通し、人と森と未来をつないでいきたい。安さばかりでなく、消費者が環境について考えるきっかけにしたい」と話した。

 商品はホームセンターやオンラインショップで販売される予定。問い合わせは光大(電話0243・33・5381)へ。