熱演、福島の民話創作劇 劇団120○EN、高校生3人も出演

 
華麗な演技を繰り出す団員

 福島市を中心に活動する演劇集団「劇団120(ひゃくにじゅう)○EN(えん)」は3日、同市の旧広瀬座で、民話を基にした創作劇「室石将監(むろいししょうげん)」を上演した。来場者は、団員の華麗な演技に見入った。

 今回の劇は、平安中期の同市を舞台とした物語。顔はキツネ、体は人間の奇妙な妖怪「室石将監」が信夫の巨石・室石に住みつき、話を聞きつけた修験者が討伐しようと信夫に足を運んだが、将監の正体を知っていた村人はそれを阻止。村人が祈りをささげると、将監が人間の姿を取り戻す―というストーリーだ。

 午前と午後の部合わせて約200人が来場した。団員のほか、地元出身の高校生3人も出演した。

 同劇団は、東日本大震災の被災者を勇気づけようと、2011(平成23)年4月に発足。同市の西地区に伝わる歴史や民話を基にした創作劇で来場者を楽しませている。