「いわき市立美術館」38年の歩み紹介 企画展、収蔵品や資料展示

 
いわきゆかりの作家の作品が並ぶ会場

 いわき市立美術館は1日から、同館の38年の歩みを収蔵作品と資料で紹介する企画展「REVISIT―コレクション+アーカイブに見る美術館のキセキ」を開いている。2日には「これからの地域とか、文化とか、アートとか」と題した座談会が開かれ、今後の美術館の在り方などについて意見交換した。企画展は24日まで。

  同館は1984(昭和59)年に開館し、戦後の現代美術といわきゆかりの作家の作品を収集してきた。今回の企画展では、2300点以上の収蔵作品の中から厳選した名画や、同市の文化振興に貢献してきた地元芸術家の作品など96点をそろえた。開館当初の写真や年表で歴史を振り返る資料コーナーも設けている。

 2日の座談会には、綿花の有機栽培を手掛ける株式会社「起点」取締役の会田勝康さん(39)とライターの小松理虔(りけん)さん(41)、アートディレクターの緑川雄太郎さん(38)の3人が出演した。

 美術展の展示を企画する緑川さんは、これからの美術館像について「多様性が求められる世の中で、いろいろな人が楽しめる環境になれば良い」と語った。

 時間は午前9時30分~午後5時。月曜日は休館。観覧料は一般600円、高校・高専・大学生300円、小・中学生100円。

 問い合わせは同館(電話0246・25・1111)へ。