新島襄著書「函楯紀行」読み解く いわき暮らしの伝承郷館長講座

 
新島襄の著書を読み解く館長講座

 いわき市暮らしの伝承郷は2日、同市中央台の同館で館長講座「新島襄が見た1864年のいわき」を開いた。夏井芳徳館長が、同志社大の創始者新島襄の著書「函楯紀行(はこだてきこう)」を読み解いた。

 11月6日から同館で始まる企画展「いわき地方の道標」に合わせ、旅人から見たいわきを知ってもらおうと開いた。今回取り上げた新島は1864(元治元)年、江戸から函館に向かう旅路の途中でいわきを訪れた。そこで見聞きした町の様子や、人々の暮らしが著書に記録されている。

 この日は、市民約20人が参加した。夏井館長は、同市の中之作地区で三春まで運ぶ石炭の積み出し作業が描かれていることから「県内の物流の中核になっていたのではないか」などと解説した。